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先是 天照大神 倭大國魂 二神並祭於天皇大殿之内 然畏其神勢 共住不安 故 以天照大神 託豐鍬入姬命 祭於倭笠縫邑 仍立磯堅城神籬 神籬 此云比莽呂岐 亦以日本大國魂神 託渟名城入姬命令祭 然 渟名城入姬 髮落體痩而不能祭これより先、天照と倭大國魂の二神は、崇神の暮らす大殿に祀られていた。崇神は二神の勢いを畏れた。ゆえに天照を豊鍬入姫に託し、笠縫邑に神籬を立てて祀った。倭大國魂は渟名城入姫に託したが、痩せて髪が抜け、祀れなかった。
三人共同夢而奏言 昨夜夢之 有一貴人誨曰 以大田々根子命爲祭大物主大神之主 亦以市磯長尾市爲祭倭大國魂神主 必天下太平矣 天皇 得夢辭 益歡於心夢にて一貴人が、大田田根子に大物主を、市磯長尾市に倭大國魂を祀らせれば天下は平らぐと告げたという。
能等國造ただし先代旧事本紀の天皇本紀は、
志賀髙穴穂朝(成務)御世 活目帝皇子大入来命 孫彦狭島命 定賜國造
久比岐國造
瑞籬朝(崇神)御世 大和県同祖御戈命 定賜國造
天津神社の祭神は、中央に天津彦々火瓊々杵尊 (あまつひこひこほににぎのみこと)、左が天児屋根命 (あめのこやねのみこと)、右が太玉命 (ふとだまのみこと) の三柱で伊勢神宮外宮相殿の祭神と同じである。この三柱の組み合わせは、国譲りの段の一書第二に見られる。
高皇産靈尊 因勅曰 吾 則起樹天津神籬及天津磐境 當爲吾孫奉齋矣 汝 天兒屋命太玉命 宜持天津神籬降於葦原中國 亦爲吾孫奉齋焉 乃使二神陪從天忍穗耳尊以降之 是時 天照大神 手持寶鏡 授天忍穗耳尊而祝之曰 吾兒 視此寶鏡 當猶視吾 可與同床共殿 以爲齋鏡 復勅天兒屋命太玉命 惟爾二神 亦同侍殿内 善爲防護 ――略―― 故 時居於虛天而生兒 號天津彥火瓊瓊杵尊 因欲以此皇孫代親而降 故 以天兒屋命太玉命及諸部神等 悉皆相授 且 服御之物一依前授 然後 天忍穗耳尊 復還於天高皇産霊尊 因て勅し曰く 吾 則ち天津神籬(ひもろき、神の宿るもの)及び天津磐境(いわさか、神域や祭壇)を起こし樹を植え 当に吾が孫の奉斎と為す 汝 天兒屋命太玉命 天津神籬を持ち葦原中國に降るが宜しい 亦た吾が孫の奉斎と為す 乃ち二神を天忍穂耳尊に陪従(べいじゅう、貴人の供)させ以て之に降ら使む 是時 天照大神 手に宝鏡を持ち 天忍穂耳尊に授けて祝い之を曰く 吾が兒 此の宝鏡を視る 当に猶も吾を視る 与(とも)に同床共殿すべし 以て斎鏡と為す 復た天兒屋命と太玉命に勅す 惟(これ)爾(なんじ)二神 亦た同じく殿内に侍る 善き防護と為す ――略―― 故 虚天に居る時に生まれし兒 號は天津彥火瓊瓊杵尊 因て此の皇孫を以て親に代わりて降るを欲する 故 以て天兒屋命と太玉命及び諸部神ら 悉く皆を相い授ける 且つ 服御之物一(ミソヅモヒトツ)前(さき)に依り授ける 然後 天忍穂耳尊 天に復還する