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素人が高志の昔を探ってみる ~神代から古墳時代まで~

建国神話第八章 綏靖、並びに欠史八代

前回の要点:
天稚彦=兄磯城=彦湯支。味耜高彦根=弟磯城=味饒田。
神武(淡路)と椎根津彦(久比岐)が共闘して兄磯城を挟み撃ちにする。丹波大己貴の国譲りとは、このとき淡路・久比岐との対立を避けて素通りさせたこと。
淡路勢と対立する長髄彦は葦原醜男と須世理毘売の子孫。
淡路 vs.畿内の主戦場は和歌山平野。


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smalltalk - 自説の骨子を一部修正

修正前:長髄彦  ……畿内勢
修正後:長髄彦  ……紀伊勢

現在、これまでの考察をまとめ中なのだが、新たな方向性が見えてしまったので早くも修正。小さな変更のように見えるけど、影響はデカい。

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建国神話第七章 畿内平定

前回の要点:
国譲りの大己貴は、本伝は丹波大己貴、一書第二は杵築大己貴のこと。
共通して登場する天穂日および経津主と武甕槌は杵築大己貴の国譲りに関与した。丹波大己貴の国譲りには関与してないが、本伝にも登場させることで二勢力の大己貴を同一存在であるかのように偽装した。
建御名方は杵築大己貴の子ではない。
古事記が記す建御名方と武甕槌の勝負は、大己貴の国譲りとは一切関係ない関東で起きた抗争が元になっている。


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