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素人が高志の昔を探ってみる ~神代から古墳時代まで~

四道将軍武渟川別の痕跡

千葉県市原市にある神門5・4・3号墳は、3世紀半ば築造の前方後円墳と目されている。市原市の辺りは上海上国造か菊麻国造と思われ、どちらも成務[13]朝の任命で天穂日後裔だ。


神門5号墳 概要 2021年9月転写
これら3基の古墳から出土した土器に、在来の土器に混じって、近畿・東海・北陸地方の系譜をもつ土器が数多く含まれることから、外来的な要素の強い古墳としても注目されている。
先代旧事本紀巻十 国造本紀
上海上国造
志賀高穴穂朝 天穂日命 八世孫忍立化多比命 定賜国造
菊麻国造
志賀高穴穂朝 无邪志国造祖兄多毛比命 兒大鹿国直 定賜国造

これまで神門古墳群の存在を知らなかったので、武渟川別の東海道派遣はなかったと思っていたが、考え直すべきだろう。過去記事の『建国神話第九章 崇神非実在説』の四道将軍の項をはじめ、関連する項は修正する。

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