建国神話第三章 逐降と国見岳と埴安(1)
前回の要点:
誓約で生まれた五男神は瀬戸内を含む交易路を指し、宇佐ー対馬間の三女神と合わせ、鉄ていや玉石を流通する大陸との交易路を表す。
鍛冶技術を携え入植した淡路勢は、翡翠の産地である久比岐勢と交流していた。
これより前、伊勢に入植していた饒速日勢は、同じく翡翠の産地である越前東部から東海に入植した尾張勢と交流をもち、畿内に強い影響力を得た。
神武東征の物語は吉野巡幸をもって一区切りとする。続く国見岳からは新章に入る。
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前回の要点:
誓約で生まれた五男神は瀬戸内を含む交易路を指し、宇佐ー対馬間の三女神と合わせ、鉄ていや玉石を流通する大陸との交易路を表す。
鍛冶技術を携え入植した淡路勢は、翡翠の産地である久比岐勢と交流していた。
これより前、伊勢に入植していた饒速日勢は、同じく翡翠の産地である越前東部から東海に入植した尾張勢と交流をもち、畿内に強い影響力を得た。
神武東征の物語は吉野巡幸をもって一区切りとする。続く国見岳からは新章に入る。
前回の要点:
誓約で生まれた三女神は、宇佐と対馬をむすぶ交易路を司る。
素戔嗚は、狗邪韓国を象徴する。
第五段(神産み)では、さまざまな神と三貴子(天照、月読、素戔嗚)が誕生する。三貴子は、本伝と一書第二では伊弉諾と伊弉冉の両親から、一書第一と第六(黄泉戸喫)では伊弉諾の片親から生まれるが、どちらにせよ素戔嗚は乱暴な気性ゆえに、親により根国へ追放される。
続く第六段(誓約)では、根国へ行く前に姉に会おうと考えた素戔嗚が、高天原を訪ねる。高天原を奪いに来たのではと疑う天照と、悪意はないと主張する素戔嗚が誓約した結果、三女神と五男神(一書第三は六男神)が生まれ、素戔嗚の主張が通る。